前回の記事では、根雨クロ界隈での撮影の記録を綴って参りました。
sunrise-tetsutabi.hatenablog.com
今回で本遠征記は完結、最終回となります。ぜひ、最後までお付き合いいただければ幸いです。
さて、根雨クロのアウトカーブで撮影を終えた後は大山をバックに381系を撮るべく米子方面へと移動します。そしてやってきたのは岸本〜伯耆大山間にあります大山をバックに撮影することができるショバです。
本来は高速道路裏のショバへ布陣する予定でしたが、ネウクロからの移動中綺麗なレンゲ畑を発見。せっかくなので予定を変更し、レンゲを絡めて撮影することにします。
ショバには先着の方が数名、先着の方の間に入れていただき、お話をしながらやくもを待ちます。
遅れ等で、正確な号数を覚えていませんが…😅 その辺はご容赦ください。
当日は、大山が少し霞んでいましたので、ちょっとだけ調色してみました。大山がクッキリ見えるようになったと思います。
ちなみに、このレンゲは田んぼの肥料にするために栽培しているのだとか。蓮華の球根に含まれるリンが土壌を改良してくれるんだそうな。
ここからはお会いした皆様と談笑しながらしばらく撮影を続けました。
次はここでの本命である国鉄色やくもを撮影します。撮影当日は朝のスーパーまつかぜ号の故障により伯備線のダイヤも大幅乱れ。国鉄色やくもも本来の運用には入らず、変則的な運行に。前回の記事でもお送りしたように国鉄色やくもは18号として出雲市へ向かったため、所定の24号での国鉄色充当は厳しいだろうな〜と思っていました。
381系ゆったり色が代走するのか、新型やくもが代走するのか、はたまた…
そんなふうに考えながらまっていると、
やってきたのは国鉄色でした! 所定の運用に戻ったようですね。通常であれば9号で出雲市到着後、回送され24号の運転に備えるのですが、今回は18号で出雲市到着後、回送せずに24号として運転するというような運用だったようです。最後にこの場所で国鉄色やくもを撮影することができ大変満足な撮影になりました。😄
ここでの撮影はこれで終了。
そして最後に向かったのは…
もともと予定していた高速道路沿いの大山バックでございます。
レンゲ畑の大山バックでもそうですが、私は列車全体を見渡す構図よりも一部を切り取るカットが好みです。ですから、次に通過する緑やくもはせっかくの増結編成なのですが、ここでも一部を切り取って撮影します。何かと次が本遠征のラストカットとなります。
そして本遠征最後のカットがこちら。
こちらのカットも大山の霞を薄くするために少し調整してみましたが、最後に納得の一枚を決めることができました。
ついでに、増結面も撮影。
これで本遠征の全行程終了です。お疲れ様でしたぁ〜。😄
ー振り返りー
今回は今までお天気との相性が悪かった山陰地方を1泊2日で遠征。
2日間ともお天気に恵まれ、いろんなご縁、ちょっとしたハプニングもありながら結果として終始楽しく活動することができました。381系引退まで残り一ヶ月を切り、私が381系やくもを撮るのはおそらく本遠征で最後。納得いく写真を撮影することができ満足の遠征となりました。
今回は引退の近い381系やくもを撮影するため遠征を敢行しました。が、しかし本来貨物鉄である私としては伯備線のロクヨン追っかけもやってみたいところであります。
なんせ、ロクヨンのホームグラウンドである愛知機関区や中央西線などは九州住まいの私にとっては手の届きにくい場所ですからね…
伯備線ロクヨンの置き換え時期もそう遅くはないでしょうから近いうちに再訪したいです。
遠征中にお会いした皆様、本遠征記をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。😁
2024 GW伯備線遠征 引退迫る381系特急やくもを狙う ー完ー