前回の記事はこちらから。
sunrise-tetsutabi.hatenablog.com
前回は豊後森駅や天ヶ瀬にある鉄橋での撮影のお話をしておりました。今回は前回に引き続き天ヶ瀬ー豊後中村での撮影の記録のお話です。
さて、特急ゆふいんの森4号を撮った後は急ぎ、昼食をとります。
何故なら、ここの区間ではこの特急ゆふいんの森4号を皮切りに特急フィーバーが起こるからです。ここ久大本線は単線区間でかつ普通列車は1時間に1本程度のいわゆるローカル線なのですが、この時間だけは普通列車も合わせると1時間に5本ほどの列車が通過します。
実は、久大本線は別名、ゆふ高原線という、いかにも自然が綺麗よ〜みたいな愛称が付けられており、特急ゆふいんの森号をはじめとしてたくさんの観光特急が運行しています。そのため普通のローカル線よりも列車が多く走っているワケです。
ということで、撮影再開です。
まずは、特急或る列車です。なんだか列車名っぽくなく、「んっ、なんて読むのこれ。」となりがちですが、「あるれっしゃ」と読みます。
この列車も水戸岡氏デザインで、元々は明治時代の木造列車から着想を得ているようです。或る列車のモチーフとなった列車の模型を作った際に職人へ色を塗るなとの指示があり、模型の材料であった真鍮の金色がそのまま現代の或る列車に取り入れられているようです。
(若干、意味のわからない説明となりすみません…)
実車も黄色などではなく、しっかり金色です。また、列車の乗降ドアなどに埋め込まれている窓もステンドクラスになっており、近くで見るとめちゃくちゃ綺麗です。巷で言う観光列車とは力の入れようが一味違います。
この列車、JR KYUSYU SWEETS TRAINと銘打っており、車内では色んなスウィーツが提供されるみたいですが、コンセプトが豪華寝台特急ななつ星よりも乗りやすい価格で…ということなので、確かにななつ星ほど高額ではないものの片道3万円ほどと、他の観光列車に比べると決して安くはないですね。
お次は前回記事でも予告しておりました列車で、このショバでの準本命。私も初見となる特急 かんぱちいちろく です。先ほどから或る列車やらかんぱち・いちろくやら列車の名前ですか?と聞きたくなるような名前ばかりですがちゃーんと電車です。こちらは今年の4月末から運行開始の新しい観光列車で、福岡・大分DCの開催に合わせて走り始めました。
今回は俯瞰撮影しているので分かりにくいですが、実はこの列車はキハ47形2両にキハ125形1両をサンドした異種併結型の列車となっていて、形式名もキハ〇〇形などではなく、2R形という変わったお名前がついています。
www.jrkyushu-kanpachiichiroku.jp
ということで、本番。
8042D 特急かんぱちいちろく 博多行き 天ヶ瀬ー豊後中村
露出を落として撮影したので、なんだか真っ黒くてよく分かりませんね…😅
ちょっと失敗してしまいましたが、最近走り出した車両ですから多分撮影機会はまだまだあると思うので、また今度再チャレンジしましょう。
お次はここでの撮影ラストとなる特急ゆふです。
ここまで色々な観光列車が通ったので、何がメインか忘れてしまいそうですが、一応今回のメインは特急ゆふですよ?
てなもんで、本番。
83D 特急ゆふ3号 大分行き 豊後中村ー天ヶ瀬
かんぱちいちろくが真っ黒くて気づいていませんでしたが、結構面が黒くなっていますね…
昼間の気温はまだ夏でしたが、こういう光の当たり方なんかで冬が近づいているんだなぁということを感じさせられるとともに、地球温暖化は怖いなと思います。(勝手に私は、今年の冬はジャンパーいらないんじゃね?とか考えておりますが。) 沈下橋には軽自動車が友情出演してくれました。
ということで、今回のお話はここまで。次回で今回の遠征のお話も佳境に入るワケですが、次回も秋に惑わされることに。ぜひ、ご期待ください。